2005年01月08日

サブカルバッシング

 ヒーローものゲーム、子供の攻撃性増加の可能性Yahoo!ニュース

 これは、ゲームの与える影響の危険性についての記事である。この記事を読むと、少し前に話題になった「ゲーム脳」のことが思い出される。

 同様に、まず紹介しておきたいのが「奈良女児誘拐殺人事件における、マスコミのオタクバッシングまとめサイト」。こちらは、奈良女児誘拐殺人事件の際のマスコミ報道における問題点を指摘したサイトである。

 日本においては、サブカルチャーとかポップカルチャーとか言われる新文化はバッシングを受ける傾向にある。漫画もそういった文化の一つに数えられているのは間違いないだろう。最近では、テレビドラマなどでも暴力的な表現が使われているとの注意が番組の最初で表示されることがある。

 こういったものを子供たちの目から遮断することは正しいことだろうか?

 私の意見は否である。子供の頃に友達と喧嘩したかとか、親に殴られたかとか、よく怪我してたかとか聞かれれば、私の答えは「Yes」であるし、ある程度以上の年代の多くの人は「Yes」であると思う。少なくとも、私の周りの人たちは「Yes」だ。
 では、今の子たちはどうだろうか?膝に絆創膏が張ってある子供は明らかに見なくなった。喧嘩してる(口喧嘩や一方的ないじめは除く)子供も見ない。いわゆる体罰も禁止だ。祖父母と同居している子供も少ないのだから、言い方はよくないかもしれないが、身近に人の「死」に触れて悲しい思いをすることは少ない。遠くの年に数回しか会わない祖父母の死とは実感が全然違う。現実に「血」や「死」を見る機会は少ないだろう。はたして、それでいいのだろうか?
 自分で痛さを知らない人は他人の痛さもわからないのだと思う。悲しみも同一である。子供のうちに「血」を見て痛さを知り、「死」を見て命の尊さを知るのではないだろうか?私は軽々しく、人を殴ることはできないし、人に刃物を向けることはできない。たとえ相手が泥棒であったとしても、取っ組みあいになったとしても、100%の力でおもいっきりは殴れないだろうし、顔は殴れないと思う。多少の経験をさせることは必要じゃないかと思う。
 体罰も同様である。今、学校で生徒が暴れたとする。椅子を投げたり、窓ガラスを割ったりして手がつけられないとする。教師が話し、諭しても、頭に血がのぼって聞く耳を持たないとする。この場合に、今の教師ができることは警察を呼ぶことだけである。もし、止めに入って、やめろと軽く頬を張ってしまったら最後である。何事もないかもしれないが、万が一、訴えられたら最後である。手をつかんだぐらいじゃ振りほどこうとするような暴れ方であったら、確実に教師には止めることは不可能。拘束したりしても殴ったのと同一である。今の学校では、すぐに警察に頼ることになるのである。
 また、体罰とは直接的に肉体に傷をつけることだけではなく、精神的苦痛も含むので、正座などはもちろんだめで、一人だけ居残りをさせるとか、草ひきをさせるとかもダメなのではないかと言われている。教師に許された方法は言葉だけである(もちろん、言葉にさえも制約がある)。一人の先生が一年間に20〜40人ぐらいの人数の担任をする。長い教師生活の中では膨大な数の生徒数になる。これらの生徒すべてを言葉だけで諭し、導くことは可能であろうか?テレビに出てるような教育者や文部大臣はもちろんのこと、聖徳太子でも無理だと思う。しかし、長い教師生活の中でたった一人の生徒だけが大きな罪を犯してしまったら、その担任が社会的に背負うものはあまりにも大きい。もちろん、昔のように鼓膜が破れるようなビンタはダメだが、怪我はさせない程度に加減された痛みは教育現場には不要のものであろうか?

 法律や社会の現状によって、子供たちは痛みや死から守られている。現実世界でその状況である場合に、テレビのメディアなどの痛みや死からも隔絶することは正しいのだろうか?視覚的なメディアからも隔絶した場合は、殴ったら痛いんだよ、怪我するんだよ、血が出るんだよ、死ぬんだよって、生徒や親が言葉だけで教えるの?で、そうすると子供はみんな、暴力はダメなんだなって納得して、将来においてずっとそれを忘れずにいられるのかな?現実が教えられない現状だったら、映像などの視覚的な手段は現実につぐリアリティがあるはずだ。

 ゲームについての記事では、親が子供にさせたくないゲームの1位は「戦いのシーンで血が流れる」ゲームな訳だが、血が流れたら痛そうだし、危険そうだが、戦いのシーンで血が流れなければ、そういう感覚もない。殴っても、蹴っても、相手に痛そうなリアクションの少ないもののほうが私には危険度が高い気がする。漫画やアニメの暴力シーンに関しても、内容自体が理不尽な暴力を肯定するものはほとんどないはずだ。事件の解決に暴力を使用するのは、時代劇やアクション映画でも当たり前のことである。ボクシングなどの格闘技を描いているのであれば問題はないだろうし、死を嫌い悲しむし、人を殴る痛みを描き、暴力を使わざる負えない状況にあるのであれば、問題はないだろうし、実際の漫画作品にはそういったもののほうが多い。戦争ものがそういった要素を秘めているがそれを否定すれば、多くの戦争映画も一緒だ。暴力を否定しつつ、暴力の痛みを描いた作品を否定する意味はないはずだ。

 また、一部の表現方法だけがバッシングを受けるのは不当である。漫画はもちろん、ゲームやアニメも一つの表現方法にすぎない。漫画の中で暴力を描くことも可能なら、夢や希望や愛を描くことも可能。これは、小説でも映画でも、もっと言えば、能であろうが、絵画であろうが同じである。暴力的な、また、性的な表現が本当にそれが原因で事件の発生要因になっているというのなら、規制されることも止むを得ない。ただ、論じ、規制するのであれば、ハリウッド映画であろうと、時代劇であろうと、大河ドラマであろうが、過去の名作文学であろうと規制すべきである。同じ暴力について描かれているのであれば当然だ。その表現技法が特に問題である理由が証明できれば話は別だろうが、子供が目にするという理由だけであれば、暴力的な表現があれば、映画や時代劇でも子供の見る危険のあるテレビでは放送ができないとか、時間帯が制限されたり、劇場では年齢制限がつくべきである。過去にヨーロッパでは、聖書やアラビアン・ナイトが発禁書であったのだし、日本でも過去の名作も規制せねばならない。また、フィギュアにしても、材質が問題な訳でもないだろうから、こういったデザインはダメだとされれば、例えば、何億する彫刻であったとしても、そのデザインならダメであるべき。売買禁止されたら売れないし、所有を禁止されたら処分しなくてはならない。ゲームの場合は、自分が操作することでの一体感が言われているが、漫画やアニメに関して言えば、他のメディアより危険な理由は少ないのではないか?個人的には、実写のほうがリアリティがあって危険そうな気がする。ちなみに、私は日本がそんな規制のされる国になったら住みたくない。

 奈良女児誘拐殺人事件の件に関してだが、番組自体もフリップとかを用意しているのだから、それに関して取り上げる予定があるのであれば、しっかりとした裏づけを取るか、もし、それができないのであれば、その筋の専門家を招くべきである。また、不確かなことであれば、それが不確かなことであるときっちり前置きすべきである。日本の報道番組では、討論をテーマとしているものを除き、常に同じコメントを発するだけである。問題なのは、違う番組を見ても、違うチャンネルに変えても、違うコメンテーターであっても同じ角度からのコメントばかりである。この事件でまとめサイトが取り上げているニュースに関して言えば、フィギュアオタクに関して議論している番組ように思うのだが、否定派だけで議論している番組に何の意味があるのか?
 私はいわゆる萌え系というか、・・・( ̄  ̄;) うーん、表現難しいけど、女の子がいっぱいでてくるようなだけの(他の要素が多々含まれているものは別)漫画は苦手だし、18歳以下はとりあえず、恋愛対象ではないと思っているし、フィギュアの趣味はないことを先に言っておく。だが、この報道は確かに一方向によりすぎているし、なんかおかしいように感じる。少なくても、公開質問状に関して語っている部分はおかしいだろう。あの公開質問状からあのような発言が出るとは思えない。はっきりと批判するのであれば、世界からとか言わずに、どこの国からどのようにいつ批判されたかはっきり述べれば、あの質問状を出せる人なら納得せざる負えないだろうと思う。また、公開質問状であり、もし、大谷氏が見せていなかったとしても、報道番組で取り上げ、自分たちもコメントするのであれば、他の出演者も確認しておくべきではないのだろうか?まして、インターネットで公開しているのだから、テレビ局であれば、すぐにでも見れるはずだ。「それあれですか、自分の変質的なあれの人権というか権利を守れというんですか?そういう趣味の権利を」という発言があるが、質問状の内容とは明らかに異なるし、もし、見てあった上でこの発言がでるのであれば読解力か日本語力を疑うし、見ていないなら見ていないで問題である。まあ、予定にはなかったけど、大谷氏が番組内で発言しただけかもしれないけどね。漫画などとは違うジャンルのことではあるけれど、サブカルチャーバッシングの一つとしては注目したい。

 というか、この手のことって、日本のマスコミがきっちり報道すればそう気になることじゃないはずだと思うのだが。ちなみに、意外なことにNHKはこの手の批判的報道は少ないようだ。永井豪が著書の中で述べているが、『ハレンチ学園』が叩かれていた時、いろんなテレビ番組に出演して、一番の好意的だったのは、NHKだったらしい。最近、私自体、マスコミ不信が増大中であったりもする。
posted by こみっくらぼ管理人エス at 14:30| Comment(1) | TrackBack(4) | ニュース・最新情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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